外壁塗装の見積もりには、「付帯部塗装」という項目が記載されていることがあります。「付帯部」という言葉自体が聞きなれない方も多いでしょう。また、見積もりには「破風」「幕板」など、聞きなれない単語が並んでいることもあります。
それでは、付帯部とは一体どの部分を指すのでしょうか?さらに、塗装は必ず必要なのでしょうか?外壁塗装における「付帯部」について詳しく解説します。
まず、付帯部とは、外壁や屋根以外の部分で、外壁に付属しているから「付帯部」です。
具体的には、以下のような部分が付帯部に含まれます。
雨樋、庇、破風・鼻隠し、幕板(帯板)、雨戸・戸箱、シャッターボックス、換気フード・ポスト
これらの付帯部分も、外壁や屋根同様に塗装が必要です。なぜなら、塗装を行わない場合、劣化や腐食が進行し、建物全体の耐久性や美観に影響を与える可能性があるからです。特に、木製の部品は腐食や虫害のリスクが高まりますので、定期的な塗装で保護する事が必要とされます。
外壁塗装を検討する際には、付帯部分の塗装も含めて見積もりを行い、必要な時期を迎えたメンテナンスを適切に行うことが重要です。建物全体の美観や耐久性を保つためにも、付帯部の塗装に充分な注意を払いましょう。