優良な外壁塗装業者を見つけるためにお店選びに迷う方は多くいらっしゃいます。大手企業と地域密着型業者の間で選択を迷う事や、悪徳業者や評判の悪い業者に引っかかるリスクもあります。

大手企業はブランド力や安心感がありますが、料金が高めであることがあります。一方、地域密着型業者は地域のニーズに合わせたサービスを提供し、リーズナブルな価格で施工してくれる場合がありますが、中には質の低い業者も存在している事もあり、悪徳業者の可能性も否めません。リスクを減らすためには、評判の悪い業者に多い注意ポイントをチェックすることが重要です。

1.アポなし訪問の業者

優良な業者は事前に連絡を取り、訪問日時の事前約束があります。アポなし訪問の業者は、営業スタイルや施工品質に注意が必要なケースみられます。しつこい勧誘を受ける可能もある為、慎重に対応しましょう。

2.過剰な不安を煽り、検討・相談の時間を与えず契約を急かす

信頼できる業者は、丁寧に施工内容や費用の説明を行い、検討期間を設け、相談に対応します。一方で、不安や緊急性を煽って契約を急かす業者は、慎重な検討をする時間を与えずに契約を迫ります。即契約には気をつけてください。

3.塗料の耐久年数が長すぎる

一般的な塗料の耐久年数は数年から数十年程度です。耐久年数が極端に長すぎる提案の場合は注意が必要です。品質や施工技術に相違がある可能性があります。20年以上の耐久性がある塗料は信じないようにしましょう。

4.大幅な値引きに注意!

大幅な値引きを提示する業者には注意が必要です。相場より格段に高い金額を提示し、大幅な値引き額からお得感で騙す手法や、安い価格で契約を獲得し、後から追加料金を請求する悪質な業者も存在します。値引きに惑わされず、適正価格で内容の明確な見積り書を提供する業者を選ぶことが重要です。

5.足場0円のアピールに注意!

「今なら足場0円」といったアピールには注意が必要です。足場設置は安全性を確保するために必要であり、無料で提供されることは稀です。たとえ近所で工事をしていた場合でも、移設する為には専門業者が関わるため必要経費が掛かります。

6.見積り書の内訳「一式」に含まれる内容を確認

見積り書の「一式」にはどこまでの内容が含まれているのか明確にしておく必要性があります。追加費用が想定される場合、前もって提示をしてもらう事も必要です。    

明確な内容や費用の内訳が記載されていない見積もり書は、トラブルが起きた際に確認が取れない可能性があります。

7.前払いを要求される

適正な業者は工事完了後に支払いを行うのが一般的です。工事前に全額または大幅な前払いを要求する業者には警戒し、契約条件を明確に確認しましょう。

8.契約書を用意しない業者には要注意

契約書は工事内容や費用、保証内容などの重要事項を明確に記載する重要な文書です。高額な契約となるため契約時には必ず書面を取り交わしましょう。契約書を用意しない業者とトラブルが起きた際に、契約内容が口頭であるため違反事項の訴えが出来ず、言い争いが泥沼化するケースも想定されます。

優良業者であれば、わかりやすい説明があり、検討期間もあります。わからない事はきちんと確認し、全てに納得をした後で、契約書にサインをしてください。